【一般競馬と投資競馬】

 今の競馬人は一般競馬と投資競馬、どちらを実践しているだろうか?ほとんどの人は一般競馬だと思う。だがここにきた人は少しなりとも投資競馬に興味がある方だと思う。ここでは一般競馬と投資競馬の違いについて説明したいと思う。

 一般競馬とは、自分で予想して馬券を買うことである。予想の方法は調教タイムや前走、スピード指数などを比較して「どんな馬が勝つか」というものである。そしてあたったら儲ける、外れたらなくなるのALL or NOTHINGである。そしてBOXや流しなど均等に資金を割り振るやり方が多い。しかしその場合あたったのにマイナスといういわゆる「トリマイ」が発生することがある。このトリマイというのが曲者で、一般競馬だとどうしても発生しやすい。その理由は一般競馬人の心理が「当てたい」という要素が強いからだ。もちろんあたらないと儲けは出ないのだが、当てるために多点買いしすぎてトリマイが発生する。そしてトリマイが発生しないように資金を割り振ろうとしている人が非常に少ない。そのため競馬をやる人の9割が負けというのである。

 投資競馬の基本的な考え方は「どの馬が勝つか」ではなく「どう資金を割り振って買うか」である。そしてもし買った馬券がはずれても次に当たった時に今まで負けていた額をすべて回収してなおかつ利益をだすために資金配分をする「追い上げ」という投資法が投資競馬の基本中の基本である。

(日本競馬投資協会書籍参考)